
クリスマスですね。
みなさんのおうちには無事サンタは来たでしょうか。
サンタは来なくても、子どもたちはプレゼントを手にしたでしょうか。
さて、今回は子どもにごほうびプレゼントはありか、なしかをテーマに考えたいと思います。
成績が上がったらプレゼント(お金?)通知表が良かったらご褒美、スイミングが進級したらお小遣いアップなどなど…
世の中ではご褒美に賛否両論ですが、実際はどうなのでしょうか。
私なりに考えてみたいと思います。
ご褒美が子どもにとってプラスに働くかどうか
ここの見極めが大事だと思います。
なにかと物をもらうことが多い現代っ子。はたしてご褒美プレゼントがどれだけの原動力になるかがポイントです。
私の例ですが、目標を達成できたときはそれだけで嬉しいからそれほどなにかをもらえなくても苦になりません。
問題は、達成できなかったときです。
敗北感と同時に、ご褒美までもらえないという二重パンチでひどく落ち込んだことも覚えています。
私にとって、なにかを達成できたらというご褒美はあまりプラスに働いた記憶がありません。
ご褒美が原動力になるのは
人間は長期的な目標に向かって頑張ることはなかなか難しいものです。
まして子どもにとってはなおさらです。
経済学の実験でも、今日の100円と一か月後の110円なら今日の100円のほうが魅力的に映るようです。実際には一か月後に10%も増えているから、後者のほうがずっと良いのに!
ですから、子どもにも目の前の行動に対してのご褒美が効果的なのです。
たとえば7時までに全ての勉強が終わっていたらテレビをみていい、とかおやつがひとつ追加などです。
目標も小さいからご褒美も小さくていいのです。
目標は結果ではなく、行動です。
なにをしたらご褒美がもらえるか明確なので、子どもは行動しやすいです。
まとめ
テストの点数や通知表など良い結果は運の要素もあり、努力に比例して結果がついてくるものではありません。
その点、今日のドリルを終わらせる、などはすることが明確なうえに結果がすぐにだすことができます。
これが一か月毎日だと、なかなか達成は大変ですが、一日ごとなら子どもも達成しやすく、笑顔になるので親もイライラしなくてすむのです。
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