幼稚園選ぶとき、ポイントはいくつかあります。ここではまずのびのび系かお勉強系かにざっくりわけて考えてみます。
我が子は年少の1年はややお勉強系の幼稚園に通い、その後転勤のため超のびのび園に2年通いました。
ですから、のびのび系もお勉強系もある程度は分かります。
のびのび系に二年お世話になったこと、また卒園した今大満足していることもありのびのび推しの記事になっています。
のびのび園に興味あるけど小学校に入って苦労しないかなど、心配している方ぜひ読んで下さい。
のびのび園とは…
自由保育がメイン 年齢関係なく、自由に遊ぶ 給食ではなくお弁当の園が多い どろんこになる 体力を使う 園バスはあまりない
お勉強園とは…
一斉保育が多い 制服着用率が高い 給食、預かり保育が充実している 園バスあり 運動、英語などの専門指導が充実

幼稚園 見学の方法は
説明会に参加する
説明会にはぜひ参加してみてください。そして積極的に質問してみましょう。園生活の疑問に思うことはもちろんのこと、入園までにできるようになったら良いことなども聞いてみてください。
ちなみに我が子の園では「なにも必要ありません。ありのままで入園してください」と言われました。この質問の回答からも園の雰囲気が良く分かります。
また在園児の様子を見る良いチャンスです。在園児がどんな風に遊んでいるかよく見てください。
プレ幼稚園に参加する
プレ幼稚園は体験入園のようなものです。いいなと思う幼稚園にはぜひ参加してください。
プレ幼稚園は申し込みが必要です。また人気園はすぐに締め切られてしまうので、申し込み方法などは早めに確認してください。
園庭を覗いてみる
なにもないときに園庭をのぞいてみてください。
できれば一斉保育の時より自由保育の時が理想です。
その時、子どもたちがどんな遊びをしているか、表情は明るいか、先生の目がきちんと行き届いているかを確認してください。
私自身、園の前を通ったときにふと園庭をのぞいてみると我が子の家庭とは異なる表情が見られておもしろいです。
幼稚園選び のびのび園のメリット
体力がつく
のびのび園では自由保育の時間がとても多いです。
園庭で走り回る時間も長く体力もつきます。
自ら考えて行動できる子どもになる
こちらはのびのび園に通う最大きなメリットだと思います。
自由保育の多いのびのび園では、日々の遊びを自分で見出さないといけません。もちろん先生も提案して下さいますが、最終的に自分で決断をすることになります。外でおにごっこをするか、室内で工作をするか自分ですることを自分で決める。
自分の頭で自分のことを考える良い練習になります。
非認知能力が身につく
上記の自分で考える力と似ているのですが、自由保育の多いのびのび園では常に自分で考えて行動することが求められます。当然お友達とのトラブルも多くなります。
先生の助けを借りながらも、自ら対処していく力をつけていくことができます。
幼稚園選び のびのび園での心配ごと
親の関わりが多い
お勉強系の幼稚園に比べて、親の役割が多くなります。
給食がなくお弁当であったり、預かり保育が充実していなかったりします。
また夏休みなどの長期休暇が長いという特徴もあります。
また参加保育といって、保護者が園行事に参加することもよくあります。
そのため専業主婦率は高めですが、働いているお母さんも実際にはいらっしゃいます。
大変ではありますが、子どもの園生活を垣間見ることができてラッキーくらいのきもちで楽しんでみてください。
小学校生活についていけるかどうか
席について一斉活動がほとんどないのびのび園。
入学後、きちんと席について授業を受けられるか心配される方も多くいます。また文字や計算などの勉強をほとんど(全く)していないので、勉強についていけるかどうか心配される方もいます。
私の経験ですが、長男(小二)の同級生で席についていられないというのはききません。
きっと思い切り遊ぶ時期に遊び尽くしたので満足しているのではと私は思います。
のびのび園に入ったら
晴れて(?)のびのび園に入園したら、園生活をさらに充実させるためにどうしたら良いか書きます。
習い事で補完する
お勉強はほとんどしない幼稚園。家庭で伸ばしてあげたいと思うものについては個別で習い事をします。
娘(年長)のクラスでも、スイミング、ピアノ、くもんなど様々な習い事に多くの子どもが通っています。

お友達と関わりをめいいっぱい楽しむ
のびのび園では自由保育が多い分、お友達との関わり(衝突を含む)も多いです。でも、今の子どもに圧倒的に足りていないのがお友達との関わり。人間関係を築くことが苦手な子どもが増えているからこそ、お友達とがっつり関わることができるのびのび園は魅力的です。
お勉強は自宅でもできますが、お友達との関わりは幼稚園でないとできません。人間関係の基礎を築く大切な時期だからこそ、お友達としっかり関わる時間があるかどうかで園を選ぶことも悪くない選択だと思います。
幼稚園選びのポイント その他
最も大切なポイントは家庭の教育方針に合うかどうかですが、それ以外にもポイントはいくつかあります。
家から近い
毎日通うことを考えると幼稚園は近いに越したことはありません。また保護者会や役員会など親が幼稚園に行く機会も意外と多いものです。
それ以外にも体調不良時や災害時のお迎えなども考えると、距離も重要な選択肢のひとつです。
先生の雰囲気で選ぶ
「たくさんの園をみたけど、この園の先生が一番優しそうだったからきめました」と言うお母さんがいました。
なんだかんだ言っても教育は人です。
先生が好き、信頼できそう、安心できるというのは重要な決め手です。
保護者の雰囲気で選ぶ
先生の雰囲気と同じく、在園児の保護者の雰囲気がすきかどうかも重要です。またその中に自分がいる姿が想像できるかどうかです。
もちろん幼稚園に通うのは子どもです。
でも、保護者の雰囲気が苦手だったら家庭として、その幼稚園とは合わない可能性も高いです。
まとめ
自由保育の多いのびのび園のメリットは自ら考えて行動できるようになること、お友達としっかり関わることができること。
この2点に尽きると思います。
このふたつは生きる力と言っても過言ではないでしょう。
これらの力はお勉強よりも重要でかつ、将来学ぶうえで確実に役に立つ力だと思います。
私は子どもたちをのびのび園に入れて本当によかったと思っています。
コメント