子どものためのピアノ教室の選び方

子どものためのピアノ教室の選び方




ピアノは情操教育に役立つだけでなく、脳の発達にも良い影響があるとして人気の習い事です。
練習が大変そう。習い続けられるのかなどの心配もありますが、とても魅力的な習い事のひとつであることは間違いありません。
我が子たちもピアノ教室に通って2年になりますが、本当に通って良かったと思います。
そんなピアノ教室の選び方について考えてみましょう。




ピアノを習うメリット

脳の発達に良い

脳科学者 澤口俊之先生が言うには、学習塾、英会話、スポーツ系の習い事をやってもHQ(人間性知能)はほとんど変わりませんがピアノのみが非常にHQを高める効果があります。

HQとは聞きなれない言葉ですが、ざっくり説明すると人間らしい人生を送る能力のことです。例えば夢や目標に向かって努力できる能力、思いやりや協調性を持って社会的にうまく生きる能力です。

ピアノがなぜHQを高める効果があるのかというと、ピアノは両手を似ていながら異なる動きをすること、楽譜を一時的に記憶しながら演奏し、かつ次に弾く楽譜を先読みしなければなりません。
ピアノの演奏というのは非常に高度な行為なので、自然と脳機能を高めてくれるようです。
ちなみに両手を使用してもバイオリンのように、右手と左手が全く異なる動きをする楽器ではHQを高める効果は認められていないようです。

またピアノは脳の構造まで変える効果もあるようです。
ピアノレッスンを続けることで大脳の30%を占める前頭前野が発達し、さらに脳梁が太くなり左右の脳のバランスがよくなります。
それ以外にも小脳、海馬の発達も認められ、脳がまんべんなく育つことが証明されています。

学校の音楽の授業で困らない

小学校では、音楽の授業で楽器を使うことが多いです。
低学年では鍵盤ハーモニカを使用し、授業中はみんなの前での発表もあります。
鍵盤に慣れているとそれだけで気持ちが楽です。
上手に弾ければ嬉しくなります。
他の楽器にチャレンジする気持ちも沸いてくるようで、音楽会では息子(小二)は木琴の演奏をしていました。
我が子たちは楽器の演奏は好きで、ピアノの練習も楽しそうにしています。
楽器が演奏できると生涯にわたって楽しめると思うので、ピアノを楽しく練習できていてよかったなと思います。

また、残念ながら我が子はあまり歌は好きではないのですが、楽譜が読めれば歌も歌いやすくなります。
我が子のピアノの先生は、演奏だけでなく音楽のセオリーもかっちりとやってくださいます。
音楽用語に詳しくなれば中学の音楽の授業でも苦労しないでしょう。

ピアノを生涯の趣味にすることができる

ピアノはひとりで伴奏もメロディーも演奏できるため、ひとりでも演奏を楽しむことができます。
もちろん仲間との合奏を楽しむこともできます。
つまり趣味として幅が広いということです。

ピアノ教室の選び方 大手の教室か個人の教室か

ピアノ教室は大きく分けて、大手(ヤマハや河合)の教室か個人の教室があります。それぞれに特徴、メリット、デメリットがあります。

大手の音楽教室

グループレッスンがある
振替ができない
月謝は7,000円前後
転居先でもレッスンが受けられる
グループの場合、先生が選べない 

グループレッスンがあることが大手音楽教室の特徴です。仲間と一緒にレッスンを受けられることはモチベーションアップなどの励みになる一方、個人のレベルに合わせたレッスンが受けられないというデメリットもあります。

全国に支店があるような大手のスクールの場合、転居してもレッスンが続けやすいというメリットがあります。転勤族の方にはありがたいです。

個人のピアノ教室

月謝が先生により大きく異なる
先生を選べる
レッスンの振替が可能
先生の自宅でレッスンする 
個人レッスンでの指導となる 

お月謝に関しては教室により大きく異なります。ただし、レッスン時間や年間レッスン回数にもよりますので、一概に金額だけで安い高いは判断できません。
レベルが上がるごとにお月謝が上がること、お月謝以外にも管理費など必要ないか確認が必要です。
レッスンの振替が可能です。しかし当日は振替ができないなどルールがありますのでこちらも事前に確認が必要です。

多くが先生のご自宅でのレッスンとなります。
靴を揃えて脱ぐ、ドアは優しく閉めるなどのよそのお宅でのマナーも一緒に学ぶことになります。

個人の先生の教室に通う場合、先生で選ぶと言っても過言ではありません。
先生の人柄、経歴、指導方法などなにを重視するかは人それぞれです。
子ども自身との相性も大切だし、親自身が信頼できるかどうかも重要なポイントになります。

まずは体験レッスンに参加して、よく見極めることをおすすめします。

ピアノ教室 選ぶポイント

ピアノ教室を選ぶに際して、いくつかのポイントがあります。

グループレッスンか個人レッスンか

ピアノ教室に通う場合、まずはグループレッスンか個人レッスンかを検討する必要があります。
グループレッスンでは、仲間と一緒にレッスンを受けられることはモチベーションアップなどの励みになります。教室内で友達ができたりと子どもにとっても楽しいこともあります。
頑張るお友達の姿に刺激を受けるなどの良い影響も期待できます。
一方個人レッスンの場合、自分のペースに合わせたレッスンが受けられることが最大のメリットです。マンツーマンなので常に先生の目が届き、緊張感を持ってレッスンできることも魅力です。

お月謝が妥当かどうか

ピアノのお月謝はレベルが上がるごとに金額も上がるのが一般的です。またお月謝以外にも管理費やテキスト代、発表会の参加費など意外とお金がかかります。先々に月謝が負担にならないか検討するためにも、習い始める前にお月謝以外にどれくらい必要か確認したほうが安心です。

自宅からの距離はどうか

習うことになれば週に1回通うところです。あまりに遠かったり、交通の便が悪すぎるとレッスンそのもの以外でストレスがたまってしまいます。
また子どもが大きくなったとき、一人で通うことを考えると安全な場所が理想です。

先生との相性はどうか、先生は信頼できるかどうか

これが教室選びで最も大切な事項かもしれません。子ども自身が体験レッスンで先生に打ち解けられるか、親自身が安心して任せられるかを見極めめなければなりません。特にマンツーマンの場合、先生との相性が悪いとピアノまで嫌いになりかねません。
我が家は2軒の教室に見学に行ったのですが、下の娘(当時年中)は1軒目の教室ではピアノに触れようとすらしなかったのに、2軒目の教室(現在通っている教室)では積極的にピアノに触れている姿をみて、先生との相性の大切さを痛感しました。

親がピアノ経験者であるメリット、デメリット

メリット

親がピアノの経験がある場合、自宅でもある程度は指導できるため上達は早い可能性はあります。
我が家では私が全くピアノ経験がないため、一週間一生懸命練習しても間違ったまま練習していることも時々あります。私にピアノの知識があり、きちんと指導できていたらと悔しい思いをします。
また親自身の経験や思い出を話してあげることで子どもがよりピアノを身近に感じ、練習にも積極的になれると思います。

デメリット

親が音大卒やピアノ歴が長い場合、自宅でも熱心に指導しがちですが、先生と指導法や指導方針が異なる場合子どもは戸惑います。自宅で指導する場合、先生の指導方針や指導法に合わせることが大切かもしれません。
また親が熱心に指導しすぎると子どもがプレッシャーに感じてしまう場合もあります。
我が子が通う教室の先生からは自宅で両親は指導しないでくださいと言われているほどです。
指導は教室でするので、両親はお客さんとして子どもの演奏(練習)を楽しむ役に徹してくださいと言われています。
自宅で練習する度、常に注意ばかりされると、やはり子どもはプレッシャーに感じてしまうのでしょう。

教室外(自宅)での練習

いざピアノを習い始めると教室でのレッスンと同じくらい自宅での練習も大切です。自宅での練習、ピアノの置き場について書きます。

ピアノの置き場

教室に通い始めると、自宅にも何らかの練習用の楽器が必要となります。キーボードでも構わないのでなにか鍵盤の楽器がないと自宅で全く練習ができません。
キーボードなら数千円から買えますし、置き場所もさほどとりません。
ただ上達してくると、それなりの物が必要になります。
電子ピアノでもアップライトピアノ同様、鍵盤が88あるもの、ペダルがついてあるものを選ぶ必要があります。

基本自宅で毎日練習する必要がある

楽器の習い事は基本毎日する必要があります。
小さいうちやモチベーションがなかなか上がらない時などは親が一緒に練習する必要があります。
子どもにピアノは楽しい、ピアノを練習したいとモチベーションを上げることが、親の一番の仕事です。
我が子は練習を聞いてほしいようで私はふたりの子どもの練習をほぼつきっきりでみています。
当初はこれほど時間がとられるとは思っていませんでしたが、私が一緒に練習することで子どもたちががんばれるのならと付き添っています。

まとめ

ピアノの置き場や毎日の練習のフォローなど親の負担はけっして小さくありません。
それでも 脳の発達にも良く、生涯の趣味にもできるピアノはやはり魅力的な習い事であることは間違いありません。

多くの教室では無料体験レッスンを行っています。
まずは体験レッスンだけでも参加してみてはいかがでしょうか。





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